2011年01月28日
■ 平鍋さんとアツク語る会2011札幌』の前夜祭
島田さん(@snoozer05)基調講演 人がかわること、チームがかわること、組織がかわること
島田さん自身の記事はこちら 『平鍋さんとアツク語る会2011札幌』前夜祭
- リーンソフトウェア開発と組織改革
- チームや組織が変わるにはどうすればよいかを議論したい
- 生産性について
- プロダクティブ・プログラマ → 島田さんが紹介した本で、平鍋さんはこれだけ読んでいないとかw
- 「プロダクティブ」→ 生み出す力のある(Wikipediaより)
- 我々にとって生産性とは、コード、ドキュメント、お客様の満足度のことなのか? いったい何を生産しているのか?
- 生産性は計測不能(by マーチン ファウラー)
- などなどがあり、「どうしたらよいのかわからない」
- モデルとしてのハッカー
- 筋の良し悪し ゆとりの法則 トム・デマルコ
- 相手に対して、「早くできないの?」とか「いつまでにやってよ」なんていうと余計にプレッシャーがかかり、効率的ではない
- 効果的な選択と効果的な遂行
- 禅とオートバイ修理技術
- マニュアルより注意深い観察と正確な思考
- 心・技・体
- 日本にはいいことわざがある。これのどれがかけてもダメ
- 効果的な選択を重ねることが重要
- リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法 を最近読み返して、本当にいい本だと絶賛していました。今僕も読み始めたところ
- 私たち自身を観測しつづける
- 筋の良し悪し ゆとりの法則 トム・デマルコ
現場報告
@tricknotes 脱レガシー化計画
社内勉強会導入の経緯と実践で得られたことのお話
- Sapporo.js 主催
- Ruby会議2010 当日スタッフ
- レガシーな現場とは
- 「気合い・根性・体力」が必要とされる
- 1,500行のメソッド、コードレビューは1,500行を各自印刷して実施、ログ解析は黙視
- どうしてこのような現場となってしまうのか
- もしかしたら"改善できる"ということが知られていないのではないか?
- レガシーな環境が定着してしまっている。作業自体ができるので、改善されない
- まずは勉強会をやってみることで改善してみた
- 直接的な改善はできないかもしれないけど、何か変わるかもしれない
- やってみて得られた事
- 勉強大事
- 交流大事
- 黄金の回転に例えている
- 交流→勉強→生産
- 敵は巨大だが、一歩ずつ
- ボーイスカウトの規則
2人目の方
勝つための計画づくりなどのお話でした。東京で平鍋さんのお話を聞いて、ぜひ札幌へ平鍋さんを呼びたいと尽力された方です。 話に夢中で、あまりメモをとっていなかった...
- チームへアジャイルの手法を取り入れた
- 朝会
- 壁にメンバーのタスクを貼るようにした
- フィードバックが得やすくなったために、改善がしやすくなった
- 壁に何かを貼るのは禁止されていたが、「はっちゃいました」といったら、許可してもらえた。パッション!
- チームが立ち上がったときに、方針をリーダーが決めるのが重要(by 平鍋)
@kaznum あたかも自然言語を書くようにコーディングしてみる
なかなか内容が濃くさっぱりメモしきれていいないです。ぬまたさんすいません。ということで、ご本人の記事をみてもらうのがよさそうです。
- ステークホルダーを含むチームメンバーとのコミュニケーション
- ソフトウェアの振る舞い(Spec)をを記述する
- BDD(Behavior Driven Development)
- BDDを知っている人は?結構な人数がいたらしく平鍋さんが「札幌でこんなにBDDを知っている人がいると思わなかった」と驚いておりました。
- Rspec
- Ruby札幌方面はほぼRspecを使用したことがある
- 英語で記述する必要があるので、導入が難しい。Rubyだと日本語でかけるCucumberがある
■ 平鍋さん総括一言
「札幌はレベルが高いのにびっくり!」
自分も最近のお仕事で似たような悩みがありどうすればいいんだろうと思っていた事を皆さんが発表してくれたので、まだ実践していないものは取り込んでいこうと思いました。 自分なりにどうすればいいか困っていたので、ちょうどリファクタリング・ウェットウェアを読んでいたのですが、数名の方からためになるから是非読むといいと言われたので、早く読破したいです。 まだ、30ページしか読んでいませんが、
- 周囲の状況や文脈-コンテキスト-を必ず考慮に入れること
- ドレイファスモデル
- 達人
- 熟練者
- 上級者
- 中級者
- 初心者 → レシピが必要
というあたりで、既にいい本だと思っています。
■ 平鍋 [まとめありがとうございました。二人目は鈴木さんですね。]