2014年01月02日 [長年日記]
■ 読了: リーン開発の現場
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営
オーム社
¥ 2,520
この本はカンバンを利用した大規模開発の事例をとても読みやすく語られている素晴らしい内容でした。夢中になり3時間くらいで読み終えてしまいました。元旦から良い本を読みました!
「現場でモヤモヤをたくさん抱えていてなんとか改善したい」なんて思っている人にはとても役立つ本ではないかと思います。アジャイル、カンバン、Scrum、XP、リーンなど数ある方法の中から、自分たちのプロジェクトに必要なことやどうやって改善していけばよいのかについて「ヒント」をもらえるはずです。
そして、各種プロセスの概要もまとめて書いてあるのがとてもよいなと思いました。私は「アジャイルプラクティス」、「アジャイルサムライ」、「アジャイルレトロスペクティブズ」、「チームビルディング」、「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」、「アジャイルな見積りと計画づくり」を読みあさり自分のプロジェクトに取り入れて実践し、結果を分析したりしてました。その時は「果たしてこんなやり方でいいのか?」なんて思ってましたが、この本を読んで「自分の現場において自分のやり方(色々改善する点)はあまり間違ってなかったのかな」と思えて少し自信が持てました。「アジャイルサムライ」と「リーン開発の現場」をバイブルとして、各種プラクティスの詳細は他の書籍で調べるといいのかなと思いました。
みんな改善頑張ろう!