2015年06月04日 [長年日記]
■ kintone Café 札幌 Vol.5 ~kintone × 納品のない受託開発 勉強会~ に参加しました
本日はあいにく雨で気温も低い日でしたが、申し込み予定通り約40名の方が出席されていました。これも斉藤さんの人徳や日々の活動のおかげなんでしょうね。このパワーはぜひ見習いたいと思います。
イベント詳細はkintone Café 札幌 Vol.5 ~kintone × 納品のない受託開発 勉強会~にあります。
ソニックガーデン 倉貫さんのお話がとても刺激を受けました。内容はほぼ 納品のない受託開発 コンセプトだったかと思います。
- 見積はだいたい当たらない
- エンジニア版の会計士とか弁護士とかの顧問的な感じ
- お客さんは要件定義を望んでいない。開発者のためのもの(つまり納品条件を決める)
- お客さんがほしいのはソフトウェア
- 要件定義をしっかりやったところで最後でもめる(お客さんは突っ込もうとする、開発側は突っぱねようとする)
- そもそも定額なので営業という役割がいらない
- 何かあったら困るからバッファをとったスケジュールを引く。しかしバッファが余る現実。なので、納期を死守する約束はしない。
- 一括請け負いするのにお金は人月換算。通常仕事は「時間でお金をもらうか」、「成果に対してお金をもらうか」の2つしか存在しないはずなのに、ソフトウェア業界のみ違いねじ曲がっている
納品があるから見積もりが必要で、人月を使わなくてはいけないし、バッファが入って高くなるし、現実的でない要件定義をしなければいけないし、開発と運用の切れ目ができて人が代わって引き継ぎコストがかかるし、良いことがありません。
などなど一括請け負いであるある問題点を再認識しました。
僕もソニックガーデンさんのような仕事のやりとりできる世界に行きたいなと思いました。
とにかく経営に無駄がないなと思いました。
- 採用フロー
- 在宅ワーク
- 自分たちがお客さんのところにはいかない
- 技術はAWS,Rails,iOS,Androidに絞っている
- 納品のない受託開発のみ(料金体系も明確)
- 営業がいない
などで、普通の会社とくらべて家賃や営業コストなどがないため無駄がないですね。
kintone使いたい
- 勤務記録
- 決済関連
- アンケート
など普段自分が効率悪いと思っているところで利用していきたいと思いました。
Developerメンバー申し込み、体験版の申し込みで色々触ってみよう。
kintone cafe 札幌 のイベント
- 集まっている人がみんな楽しそう
- 初心者でも入りやすい(内輪感がない)
と思いました。
一つ気になったのは、写真撮影する際は何か一言連絡するとよいのではないかと思いました。