2014年02月08日 [長年日記]
■ 札幌市中央区Ruby会議01 のこと
東京は20年ぶりの大雪に見舞われるような天気でしたが、北海道札幌市はよい天気となり前回札幌で開催された地域Ruby会議(札幌Ruby会議2012)とは異なり、新たな若者達が実行委員として開催した札幌市中央区Ruby会議01に参加してきました。
今回はいつも「普通のRubyist」として「普通の参加者」として参加できてとても楽しかったです。 これも実行委員のみなさまのおかげですね。
普通に参加するRuby会議がこんなにも楽しいものなんだというのがよくわかりました(もちろん開催側として参加するのも楽しいですよ)。
当日のハッシュタグまとめ
札幌市中央区Ruby会議01 #chuork01 - Togetterまとめ
下記は、発表内容のメモと自分が感じたことを記録として残しておきます。
Rails あるある
資料:Rails あるある
- これできると思ったけど実は間違ってたみたいなのがある
- これから紹介するのは実体験を元にした*架空*のものです
- 論理削除あるある
- ブログのタグ機能あるある
- 一時保存のときの入力チェックあるある
- アカンと思ったら引き返す/直す勇気を!
ひでお(仮)
資料:ひでお(仮)
- 「ひ」とり「で」ぶ「お」ぷす
- GitHub
- CI
- Vagrant
- Parcker
ひでおもいいけどチーム開発時にメンバー間で同じ環境をすぐに用意できるのもメリットと思います。 自分はChefの入門書を読んだけど、なじめなかったのでPython製のAnsibleを利用しています。Puppetはどうなんだろう?
なるはや Ruby on Rails
アプリケーションサーバーの話
- 並列化
- サーバーの数
- Railsアプリ1プロセスあたりのメモリ100-200MB
- CPUバウンドとI/Oバウンド
- Reactor パターン
- Thin イメージマシーン
- 飲み物をとりにいったけど、「飲み終わっていました」会場大笑いw
- backgroud worker
- 時間のかかる処理はあとでやる(CSVダウンロードなど)
などのサーバー側の内容でした。普段なかなか聞く事ができない内容なのでとってもよかったです。
資料:公開されていないようです
趣味プロダクト開発で楽しいコードライフワークを送る
- よくわかんないけど楽しい
- Webで行けそうな気がする
- 身近な人に使ってもらう。だめだしも早い。
- Geekじゃなくても出来る!
- 普通の人でもできる
- 夜中に時間を確保するには?→"仕事してるっていっておけばいいですよ"
- 今日を生きた小さな証をコードに残す
高架下のRuby
- 「高架下」=「Rails使ってない」
- 主にRailsでRubyを使っている人向けの、コマンドラインやデスクトップアプリでのRuby活用
- コマンドラインの利点は、「UIを作成しなくてよい」、「一括自動化」、「シェルスクリプトの代替」
Railsではなくコマンドライン中心の話はよかった!
資料:高架下のRuby
Ruby in Project-Based Learning
- しまださんのモノマネ
- アジャイル開発の取組み(アジャイルサムライを読む、アジャイルジャパン参加など)
色々なことに取り組んでいる梅ちゃんは素晴らしかった!
資料:Ruby in Project-Based Learning
それNArrayでできるよ
NArrayを利用した表計算のお話tmaedaさんが話すとなんだかできそうな気がするけど、現場に持ち帰り実践するのは難しそうな気がしました(笑)。一人プロジェクトかつスキルがあれば導入できそうかなと思いました...。
感想
「RubyやRailsで何かのプロダクトを初めて作り終えたよー」という方にとって凄い有益な情報があったのではないかと思いました、Railsあるある、ひでお、コマンドラインの使い方、サーバーサイドのお話、プロダクトを開発する際の楽しさ、プロダクトの進め方(アジャイル)などなど、すぐに日常へ持ち帰れる物がとても多かったと思いました。
実行委員のみなさん大変お疲れさまでした。おかげさまで懇親会でもお酒を飲むことができました(笑)。
ありがとうございました!